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トップ > 平家物語 > 平家物語 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2009年1月8日 12時)
まだ松の内ですが、、、島野珈琲さんのストローコーヒー!
みなさん、こんばんは。
今日は7日。
「七草がゆ」はお召し上がりになりましたか?
私も能楽堂で、「七草がゆ」を作ろうと思って、材料を持っていきましたが、忙しくて結局、、、
今年は少しアレンジして、韓国で疲れた時に作られる、鳥のおかゆの「サムゲタン風」に、作ろうと張り切っていたのですが、、、
だめでした。
作る時間がありませんでした、、、
一年中お休み無しのような山本能楽堂ですが、本年は3日には、ブログでお知らせさせて頂いた通り、結崎の糸井神社の奉納があり、もう3日から徐々に平常に戻ってきています。
今週からは、完璧にいつも通り。
本当は15日まではお正月ですし、ましてや伝統芸能に携わっているところは、お正月ムード満載と世間では思われがちですが、まったくそんな雰囲気はありません。
というより、お正月で滞っていた事務処理に追われている、、というのが正直な気分です。
そんな中、仕事の合間にこっそり「憩い」を与えてもらっているのが、先日の大晦日にプレゼント商品を頂いた「島野珈琲」さん。
プレゼント商品とは別に、「はい、差し入れ」と頂いた商品が、思いの外、というより、驚きの美味しさ!でした。
「島野珈琲」さんは、もちろん珈琲が美味しいのですが、それ以外に沢山のお菓子や嗜好品を企画販売されていて、それが本当に想像以上の美味しさです。
今回、大晦日のプレゼント商品に頂いた中の一つ、「マコロン」は小麦粉の代わりにアーモンドの粉を使われたクッキーですが、名神高速道路の吹田のパーキングエリアのお土産のベスト3の売上げに輝かれています!
珈琲といえば、洋風なのに、なぜか「くずもち」も販売されていて、こちらはネットでかなり売れているそうです。(こちらも美味しいです!)

が、今回はじめて頂いた「百年ボンボン(ウイスキーボンボン)」と「コーヒービーンズチョコ」は、他店の追従を許さない美味しさでした!
「百年ボンボン」は、島野さんが「これ、おいしいし、食べてみて!」と結構自身を持ってお勧めくださいました。
私は、ウイスキーボンボン自体が、懐かしく、「あの、しゃりしゃりした感じ!!」と期待して頂くと、期待以上。
上手く表現できないのですが、とても贅沢に作ってある気がしました。
中身もウイスキーはもちろん、ジン、ブランデー、ワインの4種類と凝っています。
チョコレートとシャリシャリの部分の層が厚く、ぽってりとした、「正統派」という感じです。
そして、「コーヒービーンズチョコ」!
これは本当に驚きでした!
今まで頂いた他のメーカーの「コーヒービーンズチョコ」は、外側のチョコレートはおいしくても、中のコーヒービーンズが、固かったり、苦かったり、豆そのもの!って感じだったりで、一度も美味しいと感じた事がありませんでした。
「なんで、こんなん作りはったんやろう、、、」と全く期待せずに頂くと、、、
中のコーヒービーンズが本当に美味しくて、全く違和感なく食べられます。
すごいっ!と、大げさですが、心からそう思いました。
聞けば、この数々のお菓子は、大阪の地場のメーカーさんが、コツコツと大量生産はせずに、作っていらっしゃるものばかりだそうです。
ご縁で出会われ、お付き合いの中で、企画が生まれ、商品化されたものばかりだとか、、、
どうりで美味しい訳です。
「差し入れ」の中には、コーヒーもちゃんと入れて下さっていましたが、これが大阪名物「ストローコーヒー」???
私も実は、今回初めて実物を見て飲ませて頂いたのですが、ティーパックのように、お湯にコーヒーをつけるだけで、手軽にコーヒーが飲めると言う優れもの。
しかも、インスタントではありませんし、お味はやはり老舗の珈琲専門の卸会社さん。
クリアーで雑味のない、香り高いお味です。
しかも、お湯につけておくだけで、その長さで濃い薄いの調節もできますし、ストローが伸びて、珈琲を撹拌したりもできます。
これも驚き!
せっかちの大阪人にぴったり!との事ですが、せっかちの大阪人がコーヒーカップの中にこのストローコーヒーをいれて、ぐるぐるかき回している、、と想像するだけで何だかおもしろい気分になります。
日曜日の夜の「ほんわかテレビ」の中の、南光さんがマスターの喫茶店で、お客さんがこのストローコーヒーをかき混ぜて飲んでいたら、楽しい!なんてバカな事を考えました。
お正月からすみません、、、
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月7日 22時52分
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」その③!!!
みなさん、こんばんは。
3日間にわたる、大晦日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」のご報告も今日で最後。
いよいよ、終演後の様子をご報告させて頂きます!
午前零時を回り、2009年が幕をあけると同時に、山本能楽堂では厳かに「翁」を始めさせて頂きました。
少し照明を落とした現像的な雰囲気の中、能の中でも別格の存在で、神事に近いといわれている「翁」を新年の最初にご覧頂き、あらたかな気分で年越しをして頂きました。

そして、「翁」も無事終り、鏡開きに移る前に、「お楽しみ抽選会」をさせて頂きました。
毎年この大晦日の「年越特別編」には、大勢の企業にご協賛頂き、ステキな商品を沢山ご提供頂きます。
今回も、全員の皆様にもれなく、プレゼントを頂きました。
ご提供頂いたのは、大阪みやげでお馴染みの「いちびり庵」様、コーヒーだけでなく美味しい商品を開発されている島野珈琲様、ジュンジェム様(能ウォッチ)、若い女性に大人気のフェリシモ「しあわせの学校」様から、沢山のおしゃれなバッグやストール、毎年恒例の干支の枡を頂戴する岸本吉二商店様、そして、写真家の秦晴夫様からは山村流六世宗家・山村若さんの舞台のお写真と山本章弘の写真を引き伸ばしたものと深夜便の手帖、皆様からあたたかいお心ざしを頂き、本当にたくさんのステキな商品を頂きました!
本当に有難うございました。



そして、「鏡開き」!!!!!
今年も、京都伏見の宇治田酒造さんの「玉の光」でお祝いさせて頂きました。
文楽の豊竹英大夫さん、竹澤宗助さん、鶴澤清志郎さん、落語の桂ちょうばさん、お茶屋「島之内 たに川」の若旦那さん、芸妓のあさ鶴さん、貴鶴さん、そして山本章弘で、賑やかにめでたくひらかせて頂きました。
同時に、会場の皆様にも振る舞い酒をお配りさせて頂き、みなで乾杯!!
杉の香り高い、美味しいお酒をみなさまと一緒に頂戴し、幸せな一年のはじまりをさせて頂きました。

「鏡開き」の前に、司会の灰谷幸さんが、取り出されたのは、「ミニ鏡開き」セット。
これで、本番前に予行演習して下さったのですが、その中にはお酒の代わりに、たくさんのキャンディ(飴)を詰められ、お酒を飲めない方に、配って下さいました。
ちなみに、この「ミニ鏡開き」セットも、岸本吉二商店様から「お楽しみ抽選会」の景品として、御提供頂き、プレゼントさせて頂きました。
そして、めでたく「大阪締め」!!!
英大夫さんのご発声で、めでたくなごやかに、2008年の年越しは終り、新たな2009年への、門出の一歩をみんなで締めさせて頂きました。
毎年、年末は「年越し」の準備に追われ、いつも時間がなく、一体どうなることやら、、、と心配ばかりが先に立ちますが、今年も大勢様のお力添えのお陰様でめでたく開催させて頂きました。
心より感謝申し上げます。
*新年最初の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は今週の土曜日!
また、改めてご案内させて頂きます!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月6日 23時26分
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」のご報告②!!
みなさん、こんばんは。
昨日に続き、「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越し特別編」のご報告をさせて頂きます!

休憩をはさんで、「お座敷あそび」が始まりました。
まずは、お茶屋「島之内 たに川」の若旦那の谷川さんに、大阪の「お茶屋文化」についてご説明頂きました。
昔、大阪には4つの大きな花街があったこと、戦争で焼けてしまった事、今は北の新地と南地は谷川さんのところ1軒だけになってしまったこと、、、などなどなど。
お茶屋文化の基礎知識を知って頂いた上で、芸鼓さんの地方の金鈴さん、立方のあさ鶴さん、貴鶴さんの登場。
今回はお座敷で舞われる「チャリ舞」を舞って頂きました。

そして、続いて体験コーナーも「お座敷遊び」。
人気の「トラトラ」です!
おばあさんと、虎と、お侍のジェスチャーでじゃんけんをします。
司会のちょうばさんと灰谷さんも舞台に上がられて、会場のお客様の中で「体験したい方~」と呼びかけられると、本当に大勢の方が手を挙げて下さいました!
その中から3名様に足袋をはいて舞台に上がって頂きました。

まずは、あさ鶴さんと貴鶴さんが見本を見せて下さり、続いてお客様と芸鼓さんとの対戦!
ところが、、、お若いお嬢さんも、おヒゲの男性も、みなさん、1回で敗戦。
長身のハンサムな紳士も、おあいこが何回も続きましたが、結局負け。
こうなれば!とちょうばさんも頑張って挑戦されましたが、ダメ。
芸妓さんの全勝でした!

そして文楽・素浄瑠璃「堀川」のお猿の段。
豊竹英大夫さんのいつもながらの太くて伸びやかないいお声。
そして、気合いの入った竹澤宗助さんと、鶴澤清志郎さんのお三味線。
お二人とも全くぶれずに、すごい気合い、すごい迫力!!
思わず聞かせて頂くこちら側にもその気迫が伝わり、いつのまにか体が同じリズムで、のめり込んでしまいました。
ちょうばさんも、素浄瑠璃のご説明をして下さったのですが、英大夫さんご自身もわかりやすくポイントをお話下さり、お客様にも楽しんで頂けたのではないかと思います。
宗助さんが、「途中お三味線で猿の鳴き声」を表現するところがあるので注意して聞いて下さい」と解説をお書き下さいましたが、本当にお猿の鳴き声が!
と同時に、お三味線に注意して聞かせて頂いたので、いつも以上に弾き方によるお三味線の音の違いや、細やかな表現が楽しめました!
そして、12時を迎え能「翁」。
昨年も「翁」を上演させて頂いたのですが、「ひとり翁」の略式でした。
今回も、時間的にも予算的にも、正式な「翁」は演じさせて頂けなかったのですが、能面はつけさせて頂きませんでしたが、千歳、三番叟付きの正式に近い「翁」でした。
昨年の年越しのアンケートで、「もっときちんと翁を拝見したい」と書いて下さった方がいらっしゃったので、そのお声にお答えさせて頂きました。

今回、零時になって新年を迎えると同時に「翁」を始めさせて頂くので、客席の明かりも少し落とし、舞台の照明も暗くして、一般の劇場のように照明に凝る事はできませんが、少し新年を迎える改まった雰囲気を出してみました。
照明を落とした舞台で、静かな客席の中、「カチッ、カチッ」と火打石の音が響きました。
「翁」は、能の中の他の演目とは違い、「神事」に近いものです。
正式な「翁」では今でも「別火」をおこない、精進潔斎します。
鏡の間には「翁飾り」といわれる祭壇が設けられ、面を収めた面箱が飾られ、神酒、洗米、塩をお供えします。
そして、出演者全員が「翁」の始まる前に、神酒を飲み、米を噛み、塩で身を清め、火打石で切火を受けてから舞台に出ます。

おごそかな雰囲気の中、「翁」がはじまりました。
途中おシテの翁が、舞台中央で拝礼する場面があるのですが、その真ん前(A席の中央最前列)にお座りになられた方が、手を合わせて同じようにお辞儀をして下さいました。
山本能楽堂は客席と舞台が本当に近く、その方はきっと自分のために翁が新年を寿いだような気分になって下さったのだと、思います。
有難い事です。
三番叟の「揉みの段」は翁の重々しい荘重な舞いに対し、ダイナミックで躍動感溢れるものです。
善竹隆司さんの三番叟は、とてもフレッシュで、気迫に満ち、生命感に溢れていました。
この三番叟は、千歳とともに、いつ拝見しても、若い生命力がほとばしり、新たかな気分にさせてくれます。
エネルギーをぎゅっと内にこめ、それがぱっと放出される、そんな心地よい気分に同調させて頂きます。
私自身も、よい年越しをさせて頂いた事を改めて感謝しました。
そして、すべての演目が終り、その後はお楽しみ会です。
また明日ご報告させて頂きます!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月5日 23時44分
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越し特別編」のご報告!...
みなさん、こんばんは。
少し遅くなりましたが、大晦日の「上方伝統芸能ナイト~年越し特別編」のご報告をさせて頂きます!
大晦日、お天気はどうかなぁ、、と少し気になりましたが、大丈夫!でした。
思ったより日中は冷え込まず、このまま夜になれば、、、と思いました。
夜の8時を過ぎると、さすがに冷え込んできましたが、今回も、開場前に大勢様が並んで下さいました。
昨年は、甘酒を能楽堂の玄関前で入れさせて頂いたのですが、今回は、奥の台所で熱々をカップにいれ、玄関前でお配りさせて頂きました。
並んでいらっしゃったお客様も、「お配りしましょうか?」とお手伝い下さり、開場前から和やかな雰囲気が漂いました。
そして、8時45分に開場させて頂きました。
入口で、お楽しみ抽選券と、ワンドリンク無料券を配布させて頂き、お客様の中には、早速ビールや、ワインを楽しまれる方もいらっしゃいました。
大晦日、ということで、お着物姿の方も多く、いつもより華やいだ雰囲気です!

そして、9時30分に、司会のコピーライターの灰谷幸さんが、ピンクの法被姿で「1階のお客様、こんにちわ~。2階の~~~」と明るく始めて下さり、続いて落語家の桂ちょうばさんもご登場下さり、和気藹々と進行して下さいました!

最初は、上方舞の山村流六世宗家・山村若さんの「万歳」でお始め頂きました!
今回は大晦日スペシャルで、文楽の豊竹英大夫さん、豊竹希大夫さん、竹澤宗助さん、鶴澤清志郎さんに、地をおつとめ頂きました。
若さんも、小鼓を小道具として、お使い下さり、舞台はとたんに華やかな雰囲気に包まれました!
宗助さん、清志郎さんの太棹のお三味線の迫力に、英大夫さんの伸びやかな太い力強いお声に、希大夫さんのお声も加わり、そこに若さんの流れるようなしなやかな舞い、それでいてすごい貫禄ですっか見とれてしまいました!
あっという間の15分。
いつもでも拝見していたい気分でした!

続いて、内海英華さんの女道楽。
何ともいえないいい地色の深みのある赤い着物に、真っ白の雪の結晶が何百と描かれ、とても艶やかなお姿でした。
あんまりおキレイなので「スゴイっ!おキレイです!」とつい言ってしまいましたら、すかさず「着物が?」と仰る英華さんの,大輪の牡丹のように美しい笑顔!
大人の女性の魅力満載なのに、さっぱりサバサバされた男前っぷりのご性格で、いつもお目にかかると側でお話しさせて頂きたくなります。
舞台では、最初ちょうばさんの後をついて登場して下さり、ちょうばさんが後ろを振り向かれてびっくり!
大晦日の舞台を少しでも盛り上げようとして、おやさしいご配慮を頂きました!
また、初めての方の為に、女道楽のご説明も盛り込んで下さったのですが、「女道楽」は落語の「色物」として、吾妻ひな子師匠が始められたのが、ひな子師匠が1980年にお亡くなりになられた後、途絶えていたのを英華さんが伝承されました。
英華さんが、会場のお客様に「吾妻ひな子師匠の舞台を生でご覧になられた方はいらっしゃいますか?」の問いかけられると、驚いた事に2、30人の方が手を挙げられました!
もしかして、この方々みなさん英華さんのファンなのでは?と思いました。
7月の「上方伝統芸能ナイト」で初めて英華さんのお舞台を拝見して以来、私は今回が2回目!
今回も、お笑いあり、しんみり聞かせて下さるところあり、お三味線の演奏ありで、メリハリのきいた、パンチのあるお舞台でした。
途中語られる時に、チラッ、ちらっと引かれるお三味線が何ともいい感じでした。
そして、落語は桂ちょうばさん。
ひょうひょうとされた風貌で、爽やかなちょうばさん。
人懐っこい笑顔でお客様を引き込んでいかれます。

そして、落語が終りここで休憩。
続きはまた明日ご報告させて頂きます。
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月4日 23時15分
観世流発祥の地・結崎「糸井神社」新春奉納!
みなさん、こんばんは。

昨日ブログでお知らせさせて頂きました通り、本日は「観世流発祥の地」である奈良県磯城郡結崎町の糸井神社で、新春の謡初の奉納をさせて頂きました。

昨年までは、素謡と仕舞を奉納させて頂いておりましたが、本年はお装束を付け、山本章弘が「独り翁」を奉納させて頂きました。
地謡は、河村栄重先生、井戸良佑先生、林本大先生、山本麗晃が務めさせて頂きました。
早朝は少し雨がぱらつきましたが、奉納をさせて頂く頃には、素晴らしいお天気で、ピーンと張りつめた冷たい空気の中、日の光が輝いて差し込み、そんな中「翁」を奉納させて頂くのは本当に気持ちがよかったです。
他にも、地元「結崎観世会」のお社中の皆様、山本章弘観鵆会のお社中の皆様そして関西大学能楽部の部員による仕舞を奉納させて頂きました。
さらに、ベルギーのルーヴェン大学の大学生で、関西大学に留学しているティアス君も「玄象」の仕舞を凛々しく奉納致しました。

このティアス君、大の日本文化好きで、10代の半ばにベルギーで剣道を習いはじめて、宮本武蔵の生き方に憧れ、日本に関心を持ち、日本文化に引かれたとか、、、
吉川英治の小説もほとんど読破し、ついに、昨年の10月からあこがれの日本に留学できて本当に嬉しいとのことです。
今月10日からの、「今宮戎(いまみやえびす)」では、福娘ならぬ「福男」をつとめ、福笹やさらえを売ったりするそうです。
とてもハンサムで人懐っこく、誠実で日本語もペラペラなので、きっと人気が出るのではないかと思います。
ちなみに、同じベルギーからの留学生・ヴェーラは「福娘」をつとめるそうです。
二人とも日本語がペラペラなので、もし今宮戎で見かけられたらお声をおかけ下さい!

話が横にそれましたが、糸井神社の奉納が無事終わると、川沿いの近くの「面塚」まで、2、3、分歩き、お参りさせて頂きました。
ここは、室町時代に、突然空が曇り、大きな音とともに、天から能面とネギが降ってきた、と言われている場所で、そのため「面塚」と呼ばれています。
おネギは「結崎ネブカ」として、今も特産品となっています。
能面と、ネギ(もしくはおネギの種)という組み合わせは、現代人にとっては、変な組み合わせのようですが、農耕民族である日本からしてみると、優れた農産物とその豊穣を願い感謝する祭事に使用する能面という組み合わせは、農産物の豊作の象徴とも言え、おめでたいのではないかと思います。
「面塚」でのお参りで、「謡初」の奉納は終了です。
「お寒い中有難うございます」と、毎年「結崎観世会」の皆様が、あたたかいおでんと、沢山のお煮染めをご用意下さっています。
なおらいにお酒も頂いて、お腹も心もあったまりました。
ありがとうございました!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月3日 23時56分
初詣
みなさん、こんばんは。
お正月はいかがお過ごしですか?

私は、本日、京都まで初詣に行ってきました。
神社ではありませんが、太秦の「広隆寺」さんにも久しぶりにお参りに行きました。
広々とした敷地で、何もかもすっきり整然としていて、しかも季節の移ろいが感じられる、昔から大好きな場所です。
歴史的にも古く貴重なたくさんの仏像に、いつも心が洗われます。
そして、京福電車に乗って、車折神社へ。
有名な芸能の神様ですが、お参りに伺うのは、かなり久しぶりです。
大勢の方が参られ、大変賑わっていました。
帰り道、すぐに電車に乗らず少し歩くと、小さな神社がありました。
通り過ぎそうになると、氏子の方が、「どうぞお参り下さい」とお声をかけて下さり、境内に入ると、とても趣のある、天照大神をおまつりされた神社でした。
手水には、笹のついた青竹が組まれていて、お供えしてある鏡餅の間には、南天がお飾りしてありました。
そして、たくさんのお供え物。
その豊かな光景に思わずみとれ、お参りをすませ帰ろうとすると、「鏡開きのお酒をお召し上がり下さい」と仰って頂き、お湯のみに杉の香りのお酒を注いで下さり、「自家製のお漬け物もどうぞ」と美味しいお大根の糠漬けを頂きました。
お隣にはお蜜柑が山盛り。
「お土産にどうぞ」
思いがけず、こころ豊かになる神社にお参りさせて頂きました。
そして、毎年初詣に伺う神社へ。
小高い丘の上にあるので、空気も澄んでいて気持ちがいいです。
美味しい甘酒も頂いて、ほっこり。
が、、、、帰り道、電車に乗ろうと、河原町四条にいってびっくり!
人!人!人!
ものすごい人です!
観光都市・京都のパワーを感じました。
お土産を買おうと入ったデパートもすごい人!
年末のようでした、、、
明日は、朝から、奈良県磯城郡結崎町の「観世流発祥の地」と言われている、結崎の糸井神社で、新春の謡い初の奉納をさせて頂きます。
お近くの方は、よろしければお越し下さいませ!
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越し特別編」のご報告は1月4日にさせて頂きます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2009年1月2日 22時20分
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越し特別編}!
みなさん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます!

お陰様で今年も無事山本能楽堂で、新年の年越しをさせて頂きました。
お客様も大勢様にお越し頂き、みなさんと一緒に新しい年を迎えさせて頂き、何より有り難く嬉しかったです!
いつもおなじみの常連の方、昨年「上方伝統芸能ナイト」で初めてお目にかからせて頂き、リピーターでお越し下さった方、今回はじめて山本能楽堂にお越し頂いた方、本当にいろんな方にお越し頂きました。
本当ならすぐに詳しくご報告を!、、と思うのですが、ちょっと疲れてしまって、頭が回りません、、、
また、次回ご報告させて頂きます。
ただ、お帰りがけに、何度かお越しになった方が、「今日は本当にどれも素晴らしかったね!堪能しました!」と仰って下さり、本当に嬉しかったです。
みなさま、今年もよろしくおねがい申し上げます!
作者:noh-theater
更新日:2009年1月1日 5時4分
NHKラジオ~本日夕方3時!~年末スペシャル!~ラジオビタミン&...
ご連絡が遅くなりました!
本日、午後3時からの、NHKラジオ「年末スペシャル!~ラジオビタミン&つながるラジオ」に本日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」のリハーサルの様子を放送して頂きます!
ラジオの中継で、伝統芸能で年越し!の様子をお伝え頂き、能「翁」のリハーサル(稽古)風景も放送して下さいます。
よろしければ、是非お聞き下さい!
NHKラジオ第1で、午後3時から4時までの番組ですが、前半部分で出演させて頂くと思います!
年末のお忙しい時間ですが、大掃除しながら、おせちを作りながらお聞き下さると嬉しいです!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月31日 13時48分
今日も大掃除!~悟りの牛の見つけかた~
みなさん、こんばんは。
昨日は能楽堂の大掃除でしたが、今日は自宅の大掃除です。
実は能楽堂より、自宅の大掃除の方が何倍も大変です、、、
最近忙しく、積もり積もった日常の後かたずけを先送りしていたのが、爆弾になって返ってきている感じです、、、
もう少し、手際よく日常生活をおくれたらいいのですが、、、
そんな事を考えながら、整理をしていると、先週、上方文化評論家の福井栄一さんが、送って下さった「悟りの牛の見つけかた」という本を思い出しました。
先週から今週にかけて、忙しくじっくり拝見できませんでした、、、
取り出すと、なんか変です、、、
前からでも、後ろからでも読めるようになっています。
こんな本、初めて!と思いながら、でも今日は忙しいのでじっくり読む時間がないし、どうしようかと思っていると、、、まさに今日の私にぴったりの内容でした!

禅の世界に、「十牛図」という10枚1組の画が伝えられていて、逃げた牛を追い求める牛飼いの姿を通して、人間が迷いから悟りへいたるまでの精神状態を、十段階に象徴してあらわしてあるそうです。
この「十牛図」を簡単にわかりやすくリズミカルに書かれたのが、この「悟りの牛の見つけかた」という本だそうです。
現代生活は悩みや迷いに満ちているので、その時に立っている位置を確認したり、新しい一歩を踏み出す時に、お役立て頂ければ,,,と福井さんは書いていらっしゃいます。
じゃあ、ゆっくりお正月開けに時間をかけて拝見しよう、、、と思うと、大きな活字で、あっと言う間に読めます。
もちろん、本当は一つ一つ噛み締めながら読むべきだと思うのですが、、、
そして、この本の面白い特徴は、先程書きかけた通り、表からでも裏からでも読める事です。
表からは標準語、裏からは関西弁になっています。
あわてて、関西弁を読むと、、、
ストーリーというか、起承転結は同じなんですが、なんだか全く別のお話みたいです。
というか、全く同じ出来事を、2人の他人がそれぞれに体験しているという感じ、、ともいえるでしょうか。

本を閉じて、テーブルに置くと、副題が読めました、、、
「十牛図にみる関東と関西」、、、、
福井さんの狙いは、本当はここだったんでしょうか???
「十牛図」のお話を通して、関西と関東の意識や思想、考え方、感じ方の違いを際立たせる、、、
いつもながら、福井さんに感服しました、、、
でも、やっぱり、主題は「十牛図」?
噛み締めて読んで、悟りを開くとまではいかなくても、人生についてもっと深く考え、もっと有意義に生きていかないと、、、
悩める年末となりました、、、
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月30日 23時16分
山本能楽堂の大掃除!
みなさん、こんばんは。
今日は山本能楽堂の大掃除でした!
今朝も10時に能楽堂に集合して、同門の先生方、関西大学の能楽部の学生さん、総勢16名で隅から隅まで大掃除して下さいました!
私は、大晦日の買い出し他で、かなり遅れてお昼過ぎに到着したのですが、客席は、すべてのフスマが取り外され、ありとあらゆるものが、掘り出され、キレイに葺き清められていました。
昨日、大掃除の買い物をするというので、一体何を買うの?と尋ねると、「軍手、マスク、マイペット、ほうき、、、、」
「え?ほうき?ほうきって毎年買うの?」と思わず聞き返しましたら、山本能楽堂の舞台の桧皮ぶきの屋根、その屋根を毎年大掃除の時にほうきではくと、1回でほうきがボロボロになってしまうんです、、、という答えでした。
みなさんの中には、「えっ!???あの屋根に登れるの?いったいどうやって???」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実は秘密の扉があって、屋根の上に降りる事ができます。
毎年1回、大掃除の時だけ、屋根に登って、掃き清めて頂きます。
寒い中、水仕事も多いですし、手がかじかんで大変だと思いますが、学生さん達、若いパワーでワイワイと楽しそうに手伝って下さいました。
午後の3時を過ぎ、近くのラ・プラージュでシュークリームを買って、三時のおやつで休憩にしようと、学生さん達に声をかけると、その中の2、3人が裸足、、、
驚いて、「寒くないの?大丈夫?」と慌てて聞くと、「平気です!」と元気な答えが返ってくるのですが、、、
心配して上級生に尋ねると「白砂の石を洗った時に、水に濡れたか、濡れるとこまると思って足袋を脱いで、そのままなんだと思います、、、」というお答え。
ここで驚かれた方もいらしゃるかもしれませんが、山本能楽堂の白砂の石は、毎年暮れの大掃除で全部キレイに洗い清めます。
ぱっとご覧頂いただけではわからないかもしれませんが、年に一度洗ってもらっているお蔭で、かなりさっぱりします。
山本能楽堂は国登録有形文化財の指定を受けた古い、昭和の香り満載の能楽堂ですが、古いままでは、雰囲気はいいかもしれませんが、ほっておくと、そこにホコリやアカがたまり、汚く、みすぼらしくなってしまいます。
山本能楽堂は、桟敷の舞台ですし、どちらかというと、あたたかい、落ち着いた雰囲気の能楽堂ですが、やはり、訪れて下さった皆様方に少しでも気持ちよく感じて頂きたいと思っています。
今日もみなさんのお陰様で、すっきりと美しくなりました!
ありがとうございました!

大掃除が終わると、能舞台にぐるっとしめ縄をはります。
脚立にのぼって一人がしめ縄をはり、一人が押さえ、もう一人が、客席から歪んだりしていないかチェックします。
そして、舞台、2階の敷き舞台とお正月のお飾りをします。
ここまでくると、お正月気分がかなり濃厚に、、、
気が付けば、明後日の夜は大晦日!
「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」、皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります!

(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月29日 23時58分
年末あれこれ、、、「年越し特別編」に向けて!
みなさん、こんばんは。
もう夜ですから、実質的には今年もあと3日、、、
毎日バタバタしながらも、遅々としてなんにも進まず、、、と言った毎日で、かなりあせりを感じています、、、
そんな中、明日は山本能楽堂の「大掃除」です!
詳しくは、また明日ご報告させて頂きます。
今やっぱり時間をかけているのが、大晦日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」の準備でしょうか、、、
以前ブログでも書かせて頂いた通り、今回6種類もの芸能の方にご出演頂くので、時間的にもどうすればよいのか、試行錯誤で、ようやくまとまってきました。
恒例の、「お楽しみ抽選会」ですが、お陰様で今年も沢山の企業の方から、ご協賛頂き、すでに沢山の商品を能楽堂にお届け頂いています!
まず、明治創業の岸本吉二商店様からは、おめでたい来年の干支の枡を頂きました!
岸本様には、3年前に本公演の前身である「おとなの年越しライブ」の「お楽しみ抽選会」から、変わらず、毎年干支の枡を沢山頂戴しています。
今年はさらに、「一人鏡開きセット」も特賞として頂戴しました!
こちらはかなり話題性があります!
いつも本当に有難うございます。
そして、(株)ジュンジェム様からも、3年越しで、「能☆ウォッチ」を頂戴しています。
腕時計のフェイスに能面の絵が書かれた、とてもシュールな腕時計です。
毎年5つも!ご協賛下さいます。
昨年は、能のファンの若い女性の方が当たられ、「大切に使います!」と仰って下さいました。
この「能☆ウォッチ」、昨年まで1種類と思っていたのですが、少しづつフェイスの形が違い、3種類ある事がわかりました。
毎回、有難うございます。
また、若い女性に大人気の神戸に本社を構えていらっしゃる、フェリシモ「しあわせの学校」様より、今回もたくさんのおしゃれで、かわいい商品を頂きました!
ネパールのあったかウールで作った手編みストール、手編みバッグ、手編みマフラ、ノスタルジックなあったか手編みバッグ、ケニアうまれのキコイスカーフです。
どれも手作りの人の温もりが感じられる、フェアトレード商品です。
フェリシモ様は、フェアトレード商品や、障害者の方のハンドメイド商品の開発にも力を入れていらっしゃって、それが中途半端な感じではなく、きちんとした支援をしていこう、という対応をされています。
ただ、フェアトレードをすればよい、あるいは障害者の方に商品をつくってもらえばいい、といった初歩的な段階ではなく、そこにきちんと商品として流通できる価値を付けられ、作り手、売り手、買い手のみなさんが、満足して、仕事として継続していかれるシステムを作り上げていらっしゃり、いつも敬服しています。
今回頂いた、ネパールや、ケニアの商品もどれもかもとってもオシャレ!
思わず、商品を作って下さったネパールやケニアの人々にも想像が膨らみます。
昨年、常連のお客様で60歳くらいの男性の方に、かわいいモコモコした女性用のバッグが当たり、「こんなかわいいの当たってしもた~」と仰ってましたが、後日親戚の若いお嬢さんにお年玉と一緒に差し上げられ、とても喜ばれたと、ご報告頂きました。
大晦日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト~年越特別編」。
まずは舞台をご覧になって、楽しんで頂き、そして、甘酒、振る舞い酒、ワンドリンクでちょっとリラックスして頂き、「お楽しみ抽選会」で喜んでお帰り頂ければ、、、新しい年の第一歩を、あたたかな気持ちでお迎え頂ければ!と思っています。
*まだ写真を撮っていませんので、写真を撮り次第、UPさせて頂きます!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月28日 23時6分
山本能楽堂 キッズプロジェクト2009新春!その2
みなさん、こんばんは。
今年も残りあと4日!
本当に早いです、、、
さて、昨日お知らせさせて頂いた、「山本能楽堂キッズプロジェクト2009新春!」は、実は「アートによる能案内」と「能と遊ぼう!」の2本立てになっています。
今日は「能と遊ぼう!」について説明させて頂きます。

一言で言うと、「アートによる能案内」は「アート+能の鑑賞会」で、「能と遊ぼう!」は「アート+能の体験講座です。
「アートによる能案内」では、能のお話を聞き、造形遊びを楽しんで頂いて、実際にこども達に能を見て頂きますが、「能と遊ぼう!」では能をみません。(見たい人は、3月15日の「アートによる能案内」にお越し頂こうと思っています)
「能と遊ぼう!」は体験講座。
つまり、能を分解して、その魅力を1つづつ丁寧に、感じて頂こう!知って頂こう!楽しんで頂こう!という、講座です。

第1回は「能楽堂を探検しよう!」です。
山本能楽堂の、表も裏も、小学生が興味を持った所はすべてお見せしようと思っています。
前回こども達に人気だったのは、舞台の幕上げの体験でした。
能の主人公(シテ)は、幕から出る時に、幕をあげる合図で「おまーく」と言いますが、その言い方が、主人公が神である場合、龍神である場合、女性である場合、それぞれ違います。
静かに「おまーーくーー」と言えば、ゆっくりと幕が上がりますし、龍神の役などで、「おまくっ!」と強く早く言うと、さっとすごいスピードで上がります。
声のトーン、話す早さ、声の強弱だけで、幕を上げる担当の人に、全てが伝わり、主人公が表現したい事を、幕の担当の人も同じように表現する。
そこに「ゆっくりした早さで幕を上げて下さい」などという、直接的な会話がなくても、代々の申し送り、あるいは無言の約束で、コミュニケーションがとれる、これも能の素晴らしい一面のような気がします。
こども達は、自分が言ったセリフで、幕が早く上がったり、ゆっくりに変わったリが、単純に面白いだけですが、、、、

第2回からも、「能面って不思議だね!」では、能面を観察して絵を描いたり、能面をかけて舞台を歩いたりの体験もできます。
他にも、能装束を身につけたり、能の楽器を体験したり、毎回違う、楽しい能の体験をして頂こうと考えております。
今回のオリジナルアートプログラムは、「等身大ポスター作り」!
3回続いてのプログラムで、現在中西さんが、面白い事を考えて下さっています。
前回の「自分だけのちっちゃな能楽堂を作ろう!」も「能装束のパターンを発見し、色彩の組み合わせを楽しむプログラム」もこども達に大人気でした!
「能と遊ぼう!」は1月12日から、10回コースです。
ご興味のある方はお出かけ下さいませ。
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月27日 23時34分
山本能楽堂 キッズプロジェクト 2009新春!
みなさん、こんばんは。
あっという間にクリスマスが終り、街はもうお正月の準備で大忙し。
本日は、多くの会社で「御用納め」だったみたいで、何人かの方から、「今年もお世話になりました」メールを頂きました。
山本能楽堂は、本当に年中無休!と言う感じなので、本日で仕事が終わる雰囲気なんて、全く,全くありません。よその国の出来事みたいです、、、
お世話になったのは、こちらの方なのに、世間のリズムについていっていないみたいで、ちょっと情けなかったです、、、
そして、年が明けると2009年!
山本能楽堂では、2009年の新春に、「山本能楽堂 キッズプロジェクト 2009新春!」と題しまして、数々の魅力的な小学校を対象としたワークショップを開催させて頂きます!
毎年、8月8日に開催させて頂き大好評の「アートによる能案内」を、ちょっと時期はずれますが、感覚としては、冬休みと春休みの2回、開催させて頂く事になりました。
この「アートによる能案内」、 NPO大阪アーツアポリアの代表理事の中西美穂さんとの出会いによって始めさせて頂いている、「こども達が楽しい!」能の鑑賞教室です。

中西さんと出会う前、山本能楽堂でも、親子の能の鑑賞会を催させて頂き、能面をかけて舞台を歩く、あるいは楽器の体験など工夫をしたりはしたのですが、今ひとつ、こども達の笑顔が少なく、保護者の方の意志で連れて来られている印象が拭えませんでした。
そこで、中西さんに、「こどもがもっともっと自由に、自発的に楽しめる能の教室をしたいんですが、、、」と相談しました。
中西さんは、すぐに企画を考えて下さったのではなく(ここが尊敬するところですが、、、)「私自身が能をあまり深く知らないので、まずは勉強して、それからできるかどうか考えます、、、」というお答えを頂き、ちょうど「まっちゃまちサロン」を始めたばかりでしたので、「まちゃまちサロン」をはじめとする、様々なイベントに積極的に参加して下いました。
すると、能がアーティストとしての中西さんを刺激したみたいで、「能って面白いですね!」と興味を持って下さり、「アートによる能案内」が生まれました!

「アートによる能案内」、、、簡単に言うと、さまざまな造形遊びを通して、能の「想像して楽しむ」部分をこども達に促し、能の中により感情移入できるように促すプログラムです。
2007年の夏は、「小鍛冶」でしたので、後シテの「稲荷明神」の頭の上の戴物(いただきもの)の狐をボール紙で、全く同じ形にかたどり、こども達が自由に装飾し、それをかぶって全員で能を見ました!
誰一人欠ける事なく、全員が舞台を集中して見ていたのはすごい感動で、今でもはっきりと覚えています。

今年の夏、2009年は「土蜘蛛」。
能楽堂の客席全体に、こども達が大きな蜘蛛の巣をはり巡らせ、その巣の中から「土蜘蛛」の能を見ました。

すると、後シテが蜘蛛の糸を投げる度に、こどもたちから「キャー!!!」と歓声が!
こども達は、よっぽど楽しかったみたいで、こんな事は初めてでした。

そして、1月11日は「船弁慶」です。
「船弁慶」の後半の舞台は海の上。
舞台は海となって、簡素な舟が出てきます。
そして、平家の怨霊・平知盛が海の中から現れるのですが、、、、
もちろん能舞台には仕掛けがありませんので、いつもと同じ舞台です。
でも、お客様に、謡の文句から、ここは海だと想像して頂かないといけません。
その想像を助けるため、狂言の先生に登場して頂き、狂言の言葉で表現される静かな海と嵐の海の様子を教えて頂きます。
そして、子供達が自分なりに、「自分の海」を作り上げ、その思いの詰まった「海」を客席に広げその中で能を鑑賞しようというプログラムです。
今回とりあげる「能」を「船弁慶」にする、という事だけが先に決まってました。
中西さん自身が「船弁慶」をご覧になった事がないので、まず見て頂いてから考えてもらう事になりました。
私自身は、「船弁慶」の中にでてくる弁慶の数珠を作ろう!とか、源義経の刀はどうか、、などと勝手に考えていたのですが、今から思うと本当に底の浅い視点でした、、、
中西さんはアートエデュケーター、やっぱり考えられる事が違います!!!
中西さんは、毎年夏休みに、「病院プロジェクト」と題して、長期入院しているこどもたちのために、1ヶ月間、週に3日病院に行かれ、こども達にアートを媒体にした、様々な楽しみ、喜びを創り出されています!
病気で苦しんでいるであろうこども達からたくさんの笑顔を引き出していらっしゃいます!
中西さんからいつも感じるのは、「大きな愛」!
何もかもを包み込んでしまう豊かな感性です。
今回の「アートによる能案内~船弁慶」でも、きっとたくさんのこども達の笑顔に出会えると思います。
そして、その笑顔は確実に「能の未来!」へとつなげて頂けると思っています!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月26日 23時26分
朝日新聞付録「暮らしの風~お取り寄せ、しとく?」
みなさん、こんばんは。
今日はクリスマスだというのに、夜の9時半過ぎまで能楽堂で働いていました、、、
帰り道、梅田の地下街を通ると、おじさんたちがマスクをして一生懸命クリスマスの飾り付けを取っていらっしゃいました。(10時過ぎでした、、)
本当にお疲れさまです。
昨年は確か、大晦日の年越しの司会をして下さる、灰谷さんと一緒に、なんばの精華小劇場で大阪楽団や三田村管打団の演奏を聞き、蓬莱の1000円の定食でクリスマスの御祝いをしたはず、、、と思って昨年のブログを見ると、そうでした。
必然的に25日前後のブログも読むと、昨年も年末に「今年は忙しくて、、、」といいわけをしながら公演のチラシの発送をしていました、、、
実は今日もです、、、
「今年が忙しかった」のではなく、毎年のリズムなんでしょうか、、、
なんだか、情けなくなりました、、、
もっと計画的に、生活したいです、、、
さて、みなさんの中で朝日新聞を購読していらっしゃる方はいらっしゃいますか?
もしいらっしゃったら、毎月集金の時に頂く、付録の冊子、「暮らしの風」を是非ご覧下さい!
先程申し上げた、大晦日の司会の灰谷幸さんは、実はコピーライターで、「暮らしの風」の中の「お取り寄せ、しとく?」の記事を毎月書いていらっしゃいます。
「お取り寄せしとく?」はその名の通り、関西の朝日新聞の読者に向けて、お取り寄せが可能なお菓子を毎月紹介されるページです。
灰谷さんのパンチの効いた文章と、かわいいほんわりとした、カラフルなイラストが楽しみで、毎月集金の後、まっ先に目を通します。
「お取り寄せ、しとく?」で初めて知ったお菓子は数しれず、、、
「たこやきようかん」「たこやきケーキ」「どら焼き」「モア」などなどなど。
毎月楽しみに読ませて頂いている、この「お取り寄せしとく?」のコーナーですが、まさか山本能楽堂をご掲載頂けるとは。
話は半年位前にさかのぼりますが、灰谷さんからの突然のメールが、、、「今から能楽堂へ行ってお抹茶を飲ませて頂けませんか?」
お抹茶はいつも常備してありますので、「どうぞどうぞ」と答えると、灰谷さんは、とってもかわいい和三盆のお菓子を手に能楽堂へ来られました。
一緒に、お抹茶を飲みながら、そのお干菓子を戴くと、形もすごく可愛らしく、甘い中にも奥深い滋味深いお味で、とっても美味しく頂きました。
もちろん、お薄も多い目で、しかもおかわり、と、おしゃべりに花が咲き、、、しばしの楽しい時間の後、「これはとくい能への差し入れです!」と、和三盆のお菓子をたくさん頂戴しました。
実は、「とくい能」では先着50名様に、2回の茶室で略式ですが、お抹茶とお菓子をお出ししていて、それをご存知の上でのお土産でした。(7月の「とくい能」で使わせて頂きました!)

(7月に頂いた画像が残っていました!)
今回の「お取り寄せしとく~?」を読ませて頂いて、こちらの会社・三谷製糖さんが、存続の危機に見舞われた時、全国の老舗和菓子10社が、この和三盆の伝統産業を守り発展させるようにと「讃岐三盆糖保存会」を作って、三谷製糖さんを守られたと聞いて驚きました!
全国の老舗和菓子店が団結して保存会まで作って、三谷製糖さんの廃業の危機を救われたなんて、逆に言うと、こちらの和三盆なしでは、美味しい和菓子が作れないということです。

「お取り寄せ、しとく?」は、毎月すごい反響だと思いますが、これをきっかけに、本当の和三盆の美味しさに、大勢の方が目覚められたら、いいな、、、と思います。
ちなみに、こちらのお店の和三盆の角砂糖状の物をわざわざ取り寄せていらっしゃる知人もいます。
私は、あまりこだわりのない方ですが、この和三盆は取り寄せてみたいです。
次回、2月13日の「とくい能」にこちらのお菓子がでていたら、、、「とくいさんのお取り寄せね!」と、お楽しみ下さい!
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月25日 23時21分
今日はクリスマス!~ユーハイムのトナカイ!
みなさん、こんばんは。
今日はクリスマスイブ!
みなさんは、どこかへお出かけされましたか?
山本能楽堂では、クリスマスの雰囲気、一切無しで、本日は全員集合で、朝から銘々が事務に追われていました。
世間では、毎年、クリスマスが派手になっていくのに、山本能楽堂内では全く関係無し、、、、というのも、何だか寂しいので、途中、デパートでケーキを買っていく事にしました!
が、、、今日ばっかりは、クリスマスイブにデパ地下へ行っては行けない!と心から思いました。
ましてや、ケーキを買うなんて、、、あまりに無知すぎました、、、
今までのどんな時よりもスゴイ人、人、人!!!
地下の出入り口付近から満員電車状態でした。
しかも、洋菓子屋さんは各店舗、プラカードを持たれた店員さんが立たれ、、「最後尾はここです」とのインフォメーションをされていて、そこまで行き着けないくらいの本当にすごい人でした。
本当に驚きました、、、
実は、私は学生時代(かなり前ですが)にユーハイムのケーキが大好きでした。
当時、ソニープラザのビルの上に、ユーハイムの喫茶店が入っていて、ドイツ風の、ちょっと他にはない雰囲気でした。
今程ケーキ屋さんもありませんし、現在デパートで人気のマール・ブランシェが初めて小さなお店を出された、それよりも前の時代です。
「フロッケン」「シュバイッツァートルテ」「トッフェンシュニッテン」など、今聞いてもわかりにくいドイツ名のお菓子が本当にたくさんの種類があって、いわゆる有名なバームクーヘンとは少し違った、お菓子でした。
ミートパイも、きちんと温めれ、ケチャップがキレイな器に添えられていました。
そんな思い出のユーハイムですが、7,8年前にリニューアルされてびっくり!
私の思い出のケーキとは全く違う、メルヘン路線の、しかもかなりデザインされた凝ったケーキになっていました!
ケーキ一つから、物語がうまれそうなそんなデザイン。
でも、ちょっと大げさかもしれませんが、デザインが凝っているので、気軽に買う感じでもなく、いつも前を通る度に、かわいいなぁ、、と思いながらも、実際に買うまでには至りませんでした、、
でも、今日は、クリスマス!
あの、メルヘンの「ユーハイムのケーキ!」と決め、まっしぐらに向かいました。
幸い待たれているのも4、5名。
あまり混んでいません。
包みを受け取り、ぶつけたり、横向けたりしないよう注意して能楽堂へ、、、
「トナカイ」と「星」,どっちがいいですか?との質問に、水師さんと中西さんは「トナカイ!」、H君とA君は男性なので、「いや、どちらでも、、、」というお答え。
箱から取り出すと、みなさん、「本当にトナカイですね!」「スゴイ!トナカイ!」と盛り上がりました!!
満員電車並みのデパートで、並んだかいがあったとは、この事です。

このトナカイ、中西さんが抜いてみると、すごく足が長かったです。
まるで、「かんざし」のようでした。
私は、星のモンブラン。
星には”足”がついていませんでした、、、

コーヒーと紅茶をいれ、しばしの休息、、、
盛り上がったのも束の間、またすぐに全員、クリスマスという事も忘れ、各々業務に戻りました。
みんなに、支えられている、と改めて感謝しました。
来年は、みんなでクリスマスをお祝いできる位、余裕があればいいのですが、、、
(とくい)
作者:noh-theater
更新日:2008年12月24日 23時53分