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トップ > 平家物語 > 平家物語 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2009年1月7日 9時)

とおぼえ


平成7年結成と古いバンドですが、ひょんなことから今年に入って知ることとなり、たて続けに3回ライブに行って、今ではすっかりハマってしまいました。「あなたが今年一番好きになった音楽は?」と誰かに聞かれたら、迷わず「とおぼえ!!」と答えます(笑)

ぐっさり深いところにつき刺さり、身動きとれなくなってしまう、文学的で、ある種哲学的でもある詩。
安易な盛り上がりを許さない独特の感性の曲。
それぞれの個性と年期に、メンバーの絆の深さがいい案配にまじわって、どの曲も迫力がある作品に仕上がっています。

つい最近、2nd CD-R「とおぼえ」も完成したようです。
京都在住の方は、だまされたと思って(笑)ぜひ一度ライブに行ってみてください。
100の声音を持つ男・ヴォーカル徳田忠大さんの目ぢからには、何度もかなしばりになりました。(笑)平家物語の琵琶法師を彷佛させるストイックで華麗なウクレレ演奏他、見どころ聴きどころ満載の…

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更新日:2008年12月29日 17時30分

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竹生島


竹生島は宝厳寺と竹生島神社と数件のお土産屋だけがある小さな島。
昔は「神の棲む島」と言われ、島そのものが信仰の対象だったそうで、そのせいか、現在もこの島に住んでいる人はいません。寺社関係者や店の人達は島外から通いで来ているそうです。
12月〜3月中旬までの間は、船は全便欠航、この島は完全な無人島になります。
(お正月は初詣のための特別便があるらしい)

http://www.nagahamashi.org/...
http://www.pref.shiga.jp/minwa/40/...

水の上にぽっかり浮かんだこの島には自然がいっぱい。時間の流れ方がいつもと違うような、時代遅れの古びたムードがあり、島全体の信仰心はとても篤いのに、お寺も神社も建物がさびれるままにしてあるようなところ(笑)も、好感が持てました。
昔に戻ったような錯覚に陥り、せわしない日常を忘れてしばしリラックスできました。
おとついは、一人の青年があちこち走り回りながらほら貝を吹いており、狭い島中に太…

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更新日:2008年12月1日 10時21分

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HEART SPACE


http://www.kyoto.zaq.ne.jp/heart/
 10年来お世話になっている、コラージュセラピーの教室です。
 ミステリアスなお姉様、にゃんこ先生(けら典子さん。表の顔はセラピスト。裏の顔は魔女か?占い師か?)のもと、嬉しい時も、哀しい時も、スランプの時も、風の向くまま気の向くままに、楽しみながらコラージュを作って、自分らしさと生きるエネルギーを取 り戻してきました。ここには、私と同じようにコラージュに魅せられた仲間が、京都だけでなく大阪や滋賀、和歌山からも定期的にハートスペースにやって来ます。
 アートセラピーや心理学に興味のある人、月に1度はじっくり自分と向かい合う時間が欲しい人におすすめの場所。

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更新日:2008年9月3日 21時43分

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カレンO


Yeah Yeah Yeahsのボーカル、カレンOが先日大阪に来ました。
「かっわいいっ!!」と叫んでいる女の子がかなりいました。
深夜1時からの登場だったけど、カレンOのなま声、なまダンスがすごく近くで見られて良かったです。
絶叫カナきり声と笑顔が最高。
電話予約で1000円というのも超お得。
始発を待って路上で仮眠というのも初体験(笑)
http://jp.youtube.com/watch?...
http://jp.youtube.com/watch?...



作者:

更新日:2008年5月22日 15時10分

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夢をかなえるゾウ


ダメダメな主人公の前に、突然あらわれた大阪弁でしゃべりたおす、ずうずうしく、大喰いで、うさん臭~~い象の神様「ガネーシャ」。
主人公はこのゾウの化け物のつっこみと面白くないギャグや虚言癖、無責任ともいえる自由奔放さに振り回されながら、少しづつ自分が変わる道を歩んでいきます、、、。

普段は大阪テイストが苦手な私ですが、なぜかこのガネーシャが憎めず、愛情すら感じてしまったのは、先日泊まりがけで大阪にいき、新世界、釜が埼、飛田新地など、デープな大阪を歩き回り、かなり大阪の毒気にあてられてしまったせいでしょうか。(笑)
いやいや、このゾウさん、なかなか深いのです(ゾウいわく「マリアナ海溝級やで!」)。
特に別れの場面は、笑わせながらながら泣かせてくれます。


大阪のノリが好きな人には、おすすめの1册です。
http://yumezou.jp/
http://www.mizunokeiya.com/2007/11/...


※本文よりガネーシャの言葉

「本気で変わろ思…

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更新日:2008年5月15日 8時5分

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チベットの危機に関する声


こういうサイトを見つけた。
「チベットの危機に関する声」
http://www.tibetsupport.net/

チベット研究をしておられる学者さんが立ち上げられたようだ。

youtube
亡命チベット人からの手紙 -Letter from Tibetan exile- 【完成版】
http://jp.youtube.com/watch?...

チベット研究といえば、京都在住のツルティム・ケサン氏は幼少の頃出家し、チベット動乱でインドに亡命。1974年にダライラマ猊下の命を受けて来日後は、京都の大谷大学教授を勤めながら研究を続けられ、今年定年退職された。
日本人の多くの研究者にチベット語古典文献の指導を行なってこられ、日本語訳も精力的に発表されている。
http://uniopublishing.hp.infoseek.co.jp/...

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更新日:2008年4月18日 10時22分

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あいうえお歌


「あ」から「ん」までの仮名46文字を重複することなく全て使い切って文章化する言葉遊び。
古くは「字母歌」「手習い歌」と呼ばれていたようです。
完璧を求めなかったら、面白いのが色々生まれると思います。
退屈しのぎ、ぼけ防止にもよさそうです。
まずは気楽に2−3個作ってみましょう。

サボタンさんが作られた、ネットで自分の「あいうえお歌」が作れる作業用ツールがとっても便利です。
http://green.adam.ne.jp/aiueo/


mixiにコミュニティをつくってみました。
http://mixi.jp/view_community.pl?...



※その他にみつけた「あいうえお歌」関連サイト

「パングラム」 (pangram) と呼んでいるサイトもありました。
http://jomon.net/Resigna/...


いろは作家さんのサイト
http://homepage2.nifty.com/...


新いろはうたくらぶ
http://www.h3.dion.ne.jp/...


別館イロハニズム
http://homepage3.nifty.com/KGEC/...


こういう芸風、好き
http://www.geocit

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更新日:2008年12月2日 13時22分

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≒草間彌生


もう、見るしかない(笑)

作者:

更新日:2008年2月28日 15時36分

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観用少女


とても高価で可憐な、少女の姿をしたお人形さんと、そのお人形に選ばれてしまった男たち。それがどれもなかなか「いい男!!」という、漫画であります。
昔から「美女と野獣」とか「フランケンシュタイン」とか、普通でないお話に心そそられる私としましては、お人形vsイケメンという組み合わせはツボです。(笑)
普段漫画はあまり読まないのですが、これは一話、一話、違ったお人形さんとイケメンが登場し、短編ゆえ簡潔なわりに癖になりそうな濃厚さも含まれたストーリー展開で、読んでいてやけに優しい気持ちになったり涙腺ゆるんだりとハマりそうな気配。遅ればせながら、オークションで残りを入札中です(笑)

「観用少女(プランツドール)は "名人"の称号を持つ職人たちが丹精込めて作り上げた生き人形である」
「観用少女(プランツドール)は長髪の幼女の姿をしており、眠りながら持ち主に出会えるのを待っている」
「観用少女(プランツドール…

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更新日:2008年2月1日 20時40分

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女性のための瞑想


2006(UNIO)
カミール モーリン, ローリン ローシュ
Camille Maurine, Lorin Roche
竹渕 智子, 西郷 尚訳


 めまぐるしく変化する現代社会で生活し、働き、子供を生み育て、家族の面倒をみながら生きている女性たち。他者と共感し、相手の要求を無意識のうちに読み取って、愛情と献身を与えることがとても上手な女性特有の質。それゆえ、生活にいろいろなものが付随して、自分のための十分な時間がとれなかったり、たくさんの要求による感情の重荷を新陳代謝することができずにストレスを感じることも多いように思う。自分を追い込まないようになんとかやりくりできるにしても、肉体的、感情的なサイクル、ホルモンの変動に支配され、子供や友人、親族との関係、仕事で必要なものに気を配り、いったいどうやって全部やりこなせるだろう。女性たちは自覚している以上に疲れており、落ち込みや引きこもりの鬱状態は、日本でも蔓延しているようだ。 
 著者のカミール・モー…

作者:

更新日:2007年11月21日 12時28分

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隠された記憶


見終ったあと、すぐにもう一度見てしまいたくなった映画に、また出会いました。「隠された記憶」フランス映画(2005)です。

1996年に作られたイタリア映画「記憶の扉」は、創造性における罪悪感を描き出した作品として(と言い切っていいのか不明だけど)とにかく私は大好きな映画でした。ジェラール・ドパルデューとロマン・ポランスキーが大熱演してくれます。
最近の作品ではオダギリジョ-と香川照之の兄弟間の葛藤を描く「ゆれる」なんかもそうですが、一見、話はたんたんと進み、でも登場人物のやましい感じ、罪悪感、「僕は悪くないんだ」みたいな苦しい自己防衛意識などがちゃんぽんになって、画面の裏側から不穏な空気とともに毒ガスのようにどろどろどろともれて出てくる感じがうまく表現された作品が好きなんです。
見たあとのザラザラ感、たまりません。(笑)
現代に生きる人間って、だれでもいいようのない罪悪感を持っていると思います…

作者:

更新日:2007年6月12日 7時55分

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ゴルゴ流 血液型の本


漫画家さいとうたかをが書いた血液型の本が何冊か出ている。
超人的な肉体と頭脳、精神力とを兼ね備え、その狙撃成功率は99.6%以上(第三者の妨害、銃の故障、急病などの偶発的な障害による不調を除けば成功率100%)のゴルゴ13(デューク東郷)はA型だった。
著者のさいとうたかをも、もちろんA型らしい。

★アンテナ理論
「A型人間は、細いアンテナが何本も出ている。人の数だけアンテナをたて、それをザワザワと動かしながら相手からの信号をキャッチし、細かく対応しようとする。神経質と見られがちなのはそのせい。」
「B型人間は、1本だけズドンと太いアンテナを立てている。相手や対象物がなんであれ、B型人間は自分の興味あるほうへだけそのアンテナを伸ばす。集中力はものすごい」
「O型人間は、その場を覆い尽くすパラボラアンテナ。対象物や状況を広く平等な目で見て、必要なことだけを上手に吸収してしまう。自分にとっての損得やプラ…

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更新日:2007年5月3日 10時24分

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映画 「ゆれる」


最近見たビデオで一番心に残った「ゆれる」。

人間関係の不思議さというか、人と人との組み合わせによってお互いの隠していた面、隠していたことにも無自覚だった部分が触発され、ひきだされ、錬金術のような出来事(この場合は殺人事件)が本当に起ってしまうこともあるのだろうなー(ひとりごと)。
語られなかった登場人物の言葉を想像したり、自分の家族関係などにも照らし合わせて、ざらざらした後味をずっと引きずっていたくなるような作品。悪趣味かしら?
と、言っても、実はすごい勘違いをして観てたことが後で判明。ネタばれになるので、詳しくは書かないけれど、それでよけい面白く意味シンに思えたのかも、、。(笑)

オダギリジョ-演じる心にぽっかり穴のあいていてそうなチャランポランな弟の存在感もよかったけど、なんと言ってもマトモそうに見えてかなり病的なキモいお兄さん(香川照之の演技力)に1票!!

作者:

更新日:2007年3月27日 3時12分

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不思議なちょうちょ


『不思議なちょうちょ』
The Magical Butterfly and other stories
シェリー 中西著、 中西 広文訳
(UNIO発行、星雲社発売)
 
 『不思議なちょうちょ』は、カナダ出身で京都在住のシェリー中西さんという一人の女性による、子どもも大人も楽しめる童話集で、8つのお話でできています。
 物語はグローバルな感覚を育てるように、英語と日本語のバイリンガルで書かれており、シェリーさん自身が英語で表情ゆたかに読み聞かせるCD付です。
  天から舞い降りてきた不思議なちょうちょ、ひっこみ思案なうさぎのフロッピー、みんなにからかわれて引きこもりになってしまったネズミのハリー、たった独りで荒海に舟でこぎだす勇敢な少年、年老いた優しいおばあちゃん、人間達の争いをうれいて、素敵ないたずらを思いついた神様、ご主人に文句を言われて哀しくなって家出した小さなお家、などなど……。
 物語の登場人物たちが、読む人の心の中で生き生きと動き出す…

作者:

更新日:2008年4月30日 7時39分

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太陽 The Sun


(2005年 ロシア)
アレクサンドル・ソクーロフ監督

 世界12ケ国で絶賛をうけながらも、「日本での公開は不可能」といわれていたロシア人ソクーロフ監督の『太陽』。
やっと京都にも来たので観た。
イッセー尾形演ずる昭和天皇ヒロヒト。
予想通り「あっ、そ」の台詞は多。
顔の造りも骨格も違うのに、時々本物そっくりに見えるイッセー尾形の顔芸(顔面芸?)が凄すぎて、吹き出したくなる場面も多かったが、観終えてみると、かなり重たいものが残る。
史実では10回以上あったといわれるマッカーサーとの会見を1回に凝縮。
アメリカ人記者達が記念撮影の時に天皇を「チャーリー」(チャーリーチャップリンのこと)と呼ぶのも意味シンだ。

「政治・歴史の問題を蒸し返すつもりはない。戦争の犠牲者をこれ以上増やさないため、人間宣言をするに至った昭和天皇の内面的葛藤を描いた」
(ベルリン映画祭でのソクーロフ監督の記者会見での発言)

「人間…

作者:

更新日:2006年10月10日 21時13分

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日本歴史占い


忍者や剣豪の事を調べていて、この占いを見つけました。
けっこう面白かったので、本まで買ってしまいました。
知り合いを色々調べて遊んでおります。
どうも六占星術か0占星術が元になって出来ているようです。
私は「自意識過剰の勘違い女 吉野太夫」です。(泣)
確かに情報収集は得意ですが、どんどん脱線して仕事がはかどりません。

http://woman.excite.co.jp/fortune/...

作者:

更新日:2006年10月8日 13時49分

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ジョニー豆腐


ほぼ10日ぶりで櫻池に行った。
櫻池は、私の部屋から歩いて1分かからない、極近の旨いもの屋さん。
酒飲みのくせに酒の味がよくわからなかった私は、ここで日本酒の美味しさを一から教えてもらった。
また、「もう若くない」を自覚しだしたあたりから、老化の抑止力として、お店の人やこだわりの強いオタク系常連さん達(笑)から精神的な刺激をいただき、本、映画、音楽などの情報収集活動も行なっている貴重な場所。
まだお客さんのいないカウンターに坐って、
「まずエビスビールと土瓶蒸~」
と、あらかじめネットでチェックしてきたメニューを注文してから、手元に置いてある手書きのおすすめメニューをちらりと見る。
と、いきなり
[ジョニー]の文字が目に飛び込んできた。
[ジョニー冷奴]
(じょにーひややっこ なんだこりゃ~?)
思わず、
「これ、ジョニー・ディップのジョニーですか?」と聞いてしまう。
すると、おかみちゃんのMちゃんが…

作者:

更新日:2006年9月28日 14時8分

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糞尿の夢


長年集めてまいりました、
うんこ、おしっこ、便器にまつわる
自分と他人の夢を、
こんな風にまとめてみました。
いかがでしょう。
まだまだ集める所存です。
いや、そろそろ卒業したいでつ(笑)

作者:

更新日:2006年9月20日 23時7分

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ライファーズ 終身刑を超えて


 映像ジャーナリスト坂上香さんは、米国の犯罪後の更正施設「アミティ」のプログラムを取材したドキュメンタリーを過去に2度制作し、NHKBSなどで発表してきた。映画「ライファーズ 終身刑を超えて」(2004)は、その3作目。
 坂上さんが犯罪を映像作品のテーマにするようになったのは、留学時代の思いがあるからだそうだ。
「高校を終えて、アメリカ留学を希望したのは、それまでなんとなく日本で生きにくさを感じていたから。アメリカに行ったときに、居場所があると感じた。それで住みよい世界というものに興味を覚えたんです。それでもアメリカには犯罪が多く、少年犯罪がなんで起きるのか興味を持ちました。犯罪の影には、その本人も気づかない育った環境が強く影響しています。「アミティ」のプログラムでは、そうした子どものころに受けた虐待や、両親の問題が浮き彫りにされる。そうしたことを話すことは辛いのですが、辛抱強く、犯罪者やドラ…

作者:

更新日:2006年8月27日 14時49分

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ヨコハマメリー


  戦後50年近く、本名も年齢も明かさず、娼婦としての生き方を貫いたひとりの女性。彼女はいつも歌舞伎役者のように顔をまっ白に塗り、貴族のような白いひらひらしたドレスに身をつつみ、ひっそりと横浜の街角に立っていた。
 彼女は「ハマのメリーさん」「皇后陛下」「きらきらさん」「ホワイトオバケ」など、様々な名前で呼ばれた。米軍将校しか相手にしない高級娼婦、皇族出身者、実は男でオカマ、病気で脳をやられている、豪邸に住んでいる、、、などなど、何も語ろうとしない本人を置き去りにして、メリーさんに関する噂話はどんどん膨らみ、一人歩きしていく。
 日中は腰をまげ、大きなバッグを引きずりながら街に出て、夜になると歓楽街のビルの一隅で2つのパイプ椅子を並べて眠るメリーさん。クオリティの高い催し物やお祭りには必ず現れるメリーさん。人から施しを受けるのが大嫌いなメリーさん。どんなに親切にされようと、自分のことは語らな…

作者:

更新日:2006年7月31日 20時55分

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家族の痕跡


斎藤 環著(筑摩書房)


 「あなたは、今まで自分がいない時の私と息子の会話を無視してきた」
 あけがた、妻とのこじれた関係に悩む村上春樹のインタビュー記事を読むという、意味不明のへんてこな夢(笑)を見た日の仕事帰りに、ぶらっと寄った本屋で『家族の痕跡』という題名が目にはいったので手にとり目次のページをめくってみた。「母親は諸悪の根源である」、「負け犬は吠えるがエディプスは続く」、「働くことは義務だろうか」、「家族は何を反復しているのか」、「結婚と家族の理不尽」などなど、ずらりと並んだ魅力的な(?)コピーの数々。中は見ないで買ってしまった。(笑)
 本書は、「ひきこもり」を専門とする精神分析医であり、漫画や映画などのサブカルチャー愛好家(?)として知られる斎藤環さんの家族論。「母親って?」「父親って?」「家族って?」「なんで働くの?」「夫婦って?」「結婚って?」と、身近だけど普段あまり深く…

作者:

更新日:2006年7月13日 20時24分

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文学の徴候


斎藤 環 (著)
 「ひきこもり」を専門とする精神科医斎藤環の初めての文芸評論。
 著者はまず、ラカン研究者の宮本忠雄が提唱する「エピパトグラフィー」を、作家の創造行為の中の病理的表現を個人の病理としてでなく、その関係性から考えようとした点で画期的だったと評価した上で、本書をエピパトグラフィー的な病跡学とメディア論の中間に属すると説明している。
 さらに作家個人の人間関係だけでなく、作家と作品、作家と共同体、作家と社会といった様々な関係性が創造の孵卵器としての環境に転ずると、ほんらいは健常であった作家の作品が、病理的なエレメントをいっぱいはらんだものへと変質する。その、一種の相互作用に似た仮説的な場を「病因論的ドライブ」と呼んだ。本書は、この実体があるのかないのかも定かでない「病因論的ドライブ」の所在を探す試みだそうだ。
 まな板の上にのせられたのは、柳美里、滝本竜彦、佐藤友哉、赤坂真理、舞城王太…

作者:

更新日:2008年4月30日 7時42分

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クリストファーの夢


ロバート・ボスナック著(創元社)

 本書はロバート・ボスナックという有名なユング派の分析家による、クリストファー(仮名)という青年の詳細な夢分析の記録である。
 クリストファーという青年が自分の同性愛についての負い目や葛藤をなんとかしたいという目的でボスナックに夢分析を希望してくる。ボスナックの都合で一年待たされた後で治療が開始される。そしてある日、クリストファーがエイズに罹っていることが判明。(現在エイズの治療は格段の進歩をとげているが、本書が書かれた1980年代後半はエイズの流行ははじまったばかりだった)ボスナックの勧めとクリストファー自身の希望により、彼が亡くなるまで二人のドリームワークが続けられる。
 この本を手にとって、一般の夢分析の本と「何かが違う!!」と感じたのは、ボスナックの言葉に置き換えれば、治療者と患者の強烈な「融合の関係性」のせいだろう。彼は「序文」の中でこう言っている。 …

作者:

更新日:2008年5月15日 8時24分

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モテと純愛は両立するか?


 晶文社のサイトに連載されていたコラム「男子にはなれない」をきっかけに知った大野左紀子さん。美術作家として活動してこられ、現在はジェンダー論などを教える大学の先生らしい。ブログも愛読していたが、数日前に初めての本『モテと純愛は両立するか?』が世に出た。テーマは今はやりの「純愛」。
 「冬ソナ」、「愛ルケ」、「愛と死をみつめて」、「セカチュー」、「今あい」、「電車男」などなど、古今東西の(は、いささかオーバーだが、、笑)純愛現象を題材に、さえた文体と独特のつっこみが炸裂する。ふき出しながら一気に読了。もっと読みた-い(笑)

作者:

更新日:2006年5月30日 18時7分

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Chant -inner child


(内なる子どもとのコミュニケーション)

 榊めぐみさんという催眠療法のセラピストがおられる。イメージの世界を催眠を使ってガイドする方で、その臨床レポートが何巻かにわたって「ヒプノトラベル 催眠療法レポート」(朝日ソノラマ)という漫画になったりしているらしい。時々行く石(クリスタル)の店で、この方の催眠誘導CDを手に入れた。夢やコラージュセラピーなど、無意識の世界に興味がある私だが、「催眠」という言葉には他者によって無意識をコントロールされるイメージがあり抵抗があった。しかし、あまり期待もせずに買った(笑)このCDには強制的な雰囲気は全然なく、やさしい誘導に従ってキモチヨーク肉体をリラックスさせて、キモチヨーク幼い私とイメージの世界で遊ぶことが出来た。もちろん自分の意識を保ったまま。ここからは、その体験談。

 リラックスのための誘導催眠を20分弱ほど聴いた後、意識ははっきりとあるが、肉体はな…

作者:

更新日:2006年6月18日 14時23分

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ハーモニーベイの夜明け


(1999年 米 )
 高名な人類学者で霊長類学者のイーサン・パウエル(アンソニー・ホプキンス)がアフリカの山奥で行方不明になる。2年後、パウエルは森林警備隊の隊員を何人か撲殺して現地で身柄を拘束されたのち、精神異常の殺人容疑者として全米最悪の重罪犯刑務所〈ハーモニーベイ〉へ移送される。ゴリラと一緒に生活していたためか、心を閉ざし、原始人のように振る舞うパウエル。若き野心家の精神科医テオ・コールダー(C.グッディング.Jr.)が出世のためにパウエルの精神鑑定を自分にやらせて欲しいと名乗りをあげる。
 なぜ地位も名誉もある学者の彼が殺人を犯したのか?
 密林で失踪した空白の2年間に彼に何が起こったのか?

 おおまかな話の流れはざっとこんな感じです。もと人類学者で殺人犯役のアンソニー・ホプキンスと精神科医役のC.グッディング.Jr.のやりとりが中心のお話。C.グッディング.Jr.は可愛らしすぎてあまり「野心的」には見えません…

作者:

更新日:2006年5月23日 8時9分

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girls wave


 girls wave。女の子には波がある。そう、「生理周期」という波。
 独身男性には理解しにくいと思うが、女の子はこの波があるから肉体的、感情的なサイクル、ホルモンの変動に支配されやすい。女の子が社会で働き、子供を生み育て、家族の面倒をみながら自分の「波」をうまく乗りこなしていくのは、実に大変なのである。
 数カ月前に見つけたネットの『ガールズウェイヴ』。骨盤体操と排卵周期を利用した、女の子のからだセルフメンテナンスサイトだ。
 登録すれば無料で作れるmy wave手帳には毎日の心身の様子を記録でき、生理開始日を入力するだけで過去の生理データや未来の推定排卵日が自動的に表示される。
 最初はガールという歳でもないし(笑)自分の状態はけっこう把握しているつもりだったので、「これ、効果あるんかいなぁ、、」と半信半疑だったが、つけだしてみると案外面白い。今のところmy waveはとても規則正しいということが判明した。しかし…

作者:

更新日:2006年5月27日 23時15分

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成分解析

おもいついた言葉をてきとうに100個あつめて、「geetuの成分解析」を作りました。
すぐ下のアドレスが私のオリジナル。
その下のアドレスから、あなただけの「成分解析」がつくれますよ。

しまった!。
もっと考えて(言葉)選べばよかった。
これじゃぁー自分がまるだしだあー!!(爆)
不愉快な結果になった人、すみません。私の連想が片寄っていたんです。
不明な分析になった方もすみません、あなたの分析は私では手におえません。
??な部分は未知数ということで勘弁してください。

ちなみに本名で自分を解析したら、「81%は焼酎で出来ています」となってしまいました。(笑)

http://seibun.nosv.org/maker.php/...

作者:

更新日:2006年5月15日 20時36分

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『心臓を貫かれて』


マイケル・ギルモア著
村上春樹訳
文藝春秋社刊

 お盆の古本市の因縁(?)で読むことになった『心臓を貫かれて』は、殺人事件を題材にしたノンフィクションだった。
 著者のマイケル・ギルモアはアメリカの音楽雑誌「ローリングストーン誌」の専属ライターをしたこともある音楽ライターで、彼の実兄はアメリカでは有名な殺人犯。なぜ有名かというと、マイケルの兄・ゲイリー・ギルモアは、1976年に2人の若者を射殺し、死刑廃止へと向かう潮流にあったアメリカで、あくまでも死刑を希望し自らすすんで銃殺刑を望んで、結果的に死刑廃止の流れを逆転させるきっかけを作った人物だからだ。この事件については、ノーマン・メイラー の『死刑執行人の歌』が先だって出版され、映画化もされている。

 『心臓を貫かれて』は、マイケル・ギルモアが兄の処刑から17年を経て書いたもの。
 マイケルはこう書いている。
――もし僕が彼らと同じくらい、と…

作者:

更新日:2005年8月31日 9時51分

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「旅の重さ」

素九鬼子著
(筑摩書房・絶版)

「ママ、びっくりしないで、泣かないで、落付いてね。そう、わたしは旅にでたの。ただの家出じゃないの、旅にでたのよ。四国遍路のように海辺づたいに四国をぐるりと旅しようと思ってでてきたの。さわがないで。さわがないでね、ママ。いいえ、ママはそんな人ではないわね。」(本文引用)

 主人公は母親と二人暮しの16歳の女子高生。ある日突然、家出同然の旅に出る。男の出入りが激しい絵描きの母親に対して、少女は日頃から複雑な思いを抱いていた。規則だらけの学校生活は憂鬱すぎる。同級生やボーイフレンド達も幼稚で退屈。一度、母親のもとを離れて自分を見つめ直したいというのが家を出た理由だが、現実の行動を引き起こすきっかけとなったのは、異常な幻影につきまとわれた末に生まれた一編の詩だった。

  「骸 骨」
  ある日 わたしはじぶんの骸骨と対座していた
  骸骨はしじゅう無言であったが
  …

作者:

更新日:2005年7月22日 23時36分

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『クラクラ日記』

坂口三千代 (ちくま文庫)

 『クラクラ日記』は坂口三千代さんが、夫(坂口安吾)の死後10年かけて書き綴った思い出の記録。
 坂口安吾の本は「堕落論」ぐらいしか読んだことはない。無頼派と呼ばれ、作家としてバイタリティあふれるイメージが強いが、非常に弱い面をも持ち合わせていた人らしい。
 いったん家を飛び出すと何の連絡もないし何時帰ってくるかもわからない。覚醒剤や睡眠薬に溺れて狂人まがいになり、家の物をぶっ壊し、暴言を吐き、全裸で暴れまわる。お金がない時でも、お客には盛大にもてなさせる。短気で狂暴でわがままで神経質で疑い深く、見栄っ張り。よくもまぁ、こんな夫に辛抱できたなぁ。(笑)
 三千代さんは、安吾との生活の中で想像を絶するの修羅場を何度もくぐってこられたはずだが、その文章は一貫して優美で濁りがない。受け入れる・感応するという女性特有の質を、嫌味なく美しい形で持っておられる女性なのだろう。
 …

作者:

更新日:2005年7月10日 15時7分

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『ダヤン・ゆりの花陰に』


ミルチャ・エリアーデ著
野村美紀子訳
(筑摩書房)

 「今度こそ私にぴったりの恋愛小説をすすめてもらったぁー!」と、勝手に思い込んでしまった私は、この題名をしった時、著者のミルチャ・エリアーデ(1907~1985年)という人は、女流作家だとばかり思っていました。
 ルーマニアのブカレストに生まれる。幼い頃より文学を好み、早熟の才を開かせる。22歳のときインドに留学し、東洋思想に深く傾倒。そこでヨーガと出会う、、。略歴を読んで、ヨーガという名のインド人の男性と出会って大恋愛してしまったんだ。そうだ。きっとそうに違いない。(爆)と、大きな勘違い。これぞ無知のなせるワザ。本当は世界的に有名なルーマニア生まれの宗教学者の方だそうではないですか。わぁぁぁーー。恥ずかし。(笑)
 この、ミルチャ・エリアーデさん、第二次大戦後は故国に戻ることなく、欧米で亡命生活を送りながら晩年までひたすら幻想小説を書…

作者:

更新日:2005年6月25日 14時18分

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ひとりの男

 ここ(関心空間)で紹介してもらった『ひとりの男』を少し前に読みおえた。
 普段は2~3日で一気読みできる本しか読まない私には、とても長すぎて疲れる本だったが、読了の達成感を得られたのは久しぶり。
 イタリアの時事週刊誌の特派員として3回べトナム戦争の最前線に出かけて取材をしたこともあるイタリア人のジャーナリストの女性、オリアーナ・ファラーチが著者。
 この賢く逞しい女性も1970年代前半にギリシャのレジスタンス運動の取材で出会った"運命の恋人"に対してはめろめろで、536頁もある分厚い本1冊全部が、その恋人のお話。
 同志でもある恋人に、彼女が愛想をつかしかけた(400頁あたり)からの文章が面白く、何度もいきつ戻りつして読んでしまった。(笑)
 例えば、さんざん恋人の肉体的欠点を列挙し、自分は彼の肉体に魅力を感じていたわけでは決してない、と書いたあとで・・・。(以下引用)
  
「ところがわたしは、時とともに…

作者:

更新日:2005年6月2日 15時18分

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ハラスのいた日々

中野孝次著(文藝春秋発行)


古本屋で100円で買った『ハラスのいた日々』。
 本の薄さと値段の安さと柴犬の写真が目についての気紛れな購入だったが、生と死について重たい内容だ。一言で言ってしまえば、子供のいない夫婦の愛犬に対する思い出の記録。
 作者の中野孝次さん(故人)は、作家でありドイツ文学者。愛犬である柴犬ハラスの死によって、あまりに深い喪失感に陥り、悲嘆から抜け出せないでいた時に文藝春秋の編集者が執筆を勧めたのが出版のきっかけだという。作者のハラスに対する深い観察力と共感、愛情がいきいきと描かれており、泣きながらいっきに読んでしまった。

 私も子供の頃に家族で柴犬を飼ったことがある。
 小さい頃から父の仕事の都合で引っ越しばかりしていたから、(親にすれば)子供に寂しい思いをさせている、という後ろめたさがあったのかもしれない。ペット飼い放題の家だった。おかげで、動物の健気さや可愛らしさ…

作者:

更新日:2005年9月11日 17時56分

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誰も知らない


監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:柳楽優弥

 私が持っているハンディタイプの国語辞典には、〈母性〉は「女性が母として持っている性質」とだけ簡単に書かれている。母性は女性として生まれたのなら誰にでも最初から身についているものなのだろうか。子供を産めば自然と湧いてくるものなのだろうか。そうではないと思う。母性をどう定義するかにもよるだろうが、自分以外の命を受けいれ、大切に育みたいと思う気持ちを母性とするなら、それは女性だけの性質ではないだろうし個人差があって当たり前だ。母性と呼ばれる愛情を忍耐強く持続させながら他者への思いやりや行動に変えていくには、ある種自己犠牲的な能力と努力が必要だ。また、背景として自分自身が母性にはぐくまれて成長したという自覚と敬意のようなものがなければ無理だろう。そういう意味でも、私には明らかに母性は欠如しているように思える。母性をはぐくむような生き方をこれまで選んで…

作者:

更新日:2005年4月17日 13時34分

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ダミー


出演:エイドリアン・ブロディ、
   ミラ・ジョヴォボヴィッチ

 「ダミー」という映画を見ました。
 「ジャンヌダルク」「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチと「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディの共演という、そうそうたるメンツの割には、お金(制作費)がかかってなさそうな、地味な内容。シーンのつなぎも、ストーリー展開も、終り方も、いまいち芸がないというか、あっけない。もうちょっと話の深めようがあるのではないですかぁー? オスカー賞をとったエイドリアン・ブロディが、なんでこんな役で出ているのですかぁー? と、素朴な疑問が次々に浮上し、ぶつぶつ言いながら鑑賞(笑)。後で調べてみると、この「ダミー」、ずっとお蔵入りになっていた(日本では劇場未公開)作品で、「戦場のピアニスト」よりも以前に作られたとのこと。やっと少し納得。
 いろいろ不満や突っ込みどころがあるとはいえ、出演者の演技がな…

作者:

更新日:2005年3月28日 3時34分

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キープ・クール(有話好好説)


(1997年 中国)
監督・出演:チャン・イーモウ
出演:チアン・ウェン、チュイ・イン、リー・パオティエン
 
 つきあっていた女性(アンホン)にふられた主人公シャオが、ストーカーのようにしつこく彼女を追いかけまわしてヨリを戻そうとする。引っ越したと聞くと、アルバイトをやとって新しいマンションの下で彼女の名前や彼女にささげる詩を連呼させる。ちなみに、ここで最初に主人公に頼まれて「アンホン、愛してる-」と何度も声をはりあげるのがチャンイーモウ監督その人。顔、ちょっと赤瀬川原平に似てないかい?(笑)

 その甲斐あって、もっと嫌われ(ざま-みろっ!)彼女の新しい恋人にボコボコにやられてしまう。
 偶然、その場に居合わせた地味な眼鏡のオッサンが喧嘩に巻き込まれ、カバンに入れて持っていた大事なパソコンが壊れてしまう。オッサンは怒り狂い、絶対パソコンを弁償してもらわねばと主人公と恋仇の男に粘着的にからみついて…

作者:

更新日:2005年3月18日 20時36分

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『永遠の仔』


天童荒太著
(幻冬社刊)

 以前から本のカバーの舟越桂さんの人形が印象的で、なんとなく気になっていた『永遠の仔』を遅ればせながら読んでみました。
 この物語には、久坂優希、有沢梁平、勝田笙一郎という、親に虐待された記憶をもつ三人が主人公として出てきます。
 とても他人には言えないほどの心の傷を抱えた三人が、子供の頃に四国の施設で出会い、何処かで生きているだろうお互いの存在を支えに生きてきますが、17年ぶりに三人が再会したことで、それぞれの人生が大きく狂い出します。
 児童虐待を受けた子供の気持ちについて、ここまで細かく描写された長い物語を読むのは初めてだったので、読んでいてかなりつらかったです。
 話の中心にあるのは性的虐待ですが、体罰や育児放棄の話も出てくるし、老人問題も主題の一つです。子供のころだけでなく、大人になっても子供時代の想いを引きずって生き、老人になると再び子どもに還っていく……

作者:

更新日:2005年3月13日 13時5分

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感じない男


森岡正博著
(ちくま新書)

 2月7日に出たばかりの森岡正博さんの衝撃のセクシャリティ論『感じない男』を読みました。

http://www.lifestudies.org/jp/


 まず、率直に、誠実に、大胆に、ご自身のセクシャリティについて語って下さった著者の勇気と探求心に心から敬意を表したいと思います。 論理的考察は私の最も苦手とするところなので、いくつか本文を抜粋し、『感じない男』を読む事によって浮かんできた個人的な記憶の断片と想いなどを書いてみます。
(追記したいことなど出て来たら、随時更新することにします)


・私は、生まれてはじめて自分自身の足で立とうとした。そして、母親との戦いが始まった。(中略)私が母親との戦いを開始し、母親をこの手で切断したそのときに、まるで母親と入れ替わるようにして、私の中に「ロリコン」の気持ちが舞い降りてきたのであった。すなわち実際の母親との戦いは終ったのだが、「母なるもの」との戦いはロリ…

作者:

更新日:2005年2月13日 15時2分

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草間彌生


京都国立近代美術館へ「草間彌生ー永遠の現在ー」を見に行った。
既に作品集で見た事のある作品が多かったけど、実物の、ものすごい存在感。
少女時代から描き続けたという水玉模様と網模様。
幻視幻聴の恐怖を鎮めるため、寝食忘れがむしゃらに「魂の背後に見隠れする無気味なもの」を描き止めようとしたという。
1970年代のコラージュは水玉模様や網模様の作品とは異なり、動物、植物、微生物がたくさん画面上に貼り込まれ、それぞれ黒い縁取りがされ「死」の気配が強くたちこめている。
そして、これでもかこれでもかと増殖していく男根風の突起物。
〈水上の螢〉という小さな光が水上に無限に反復する空間(部屋)に一人で閉じ込められた時は、目眩がして水中に落っこちそうになり、即退室。(笑)

この方の自己消滅願望は、やはり半端ではありませんでした。

作者:

更新日:2005年9月1日 14時41分

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